
元利均等返済と元金均等返済の違い
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元利均等返済と元金均等返済の違い
お金を借りたら、利息をつけて返さなくてはならない。その利息の計算をするときに必要なのが金利である。
例えば100万円借りて金利が2%だとすると、1年間2万円の利息が付いてきます。
住宅ローンの返済方法には、大きく分けて元金均等と元利均等という2つがあります。住宅ローンの毎回の返済金額というのは、実は元金部分(実際に借り入れた金額)と利息部分を合算したものです。
元金均等返済とは
毎月お支払いいただく返済額のうち、元金の額が一定です。
元利均等返済に比べて、元金の減少が早いため、返済がすすむにつれて、毎月の返済額は少なくなります。
元利均等返済に比べて、元金の減少が早いため、総支払利息や総支払額が少なくてすみます。
元利均等返済よりも当初の返済額が多いため、借入時に必要な収入は高くなります。
元利均等返済とは
毎月お支払いいただく返済額が一定です。
返済計画が立てやすく、元金均等返済に比べて当初の返済額を少なくすることができます。
返済する利息の総額でいえば、元金均等返済のほうが元利均等返済より少なく済ませることができます。
また、金融公庫や銀行などは、支払期間の途中であっても、繰上げ返済を認めているのが一般的です。
例えば、楽天モーゲージなら一般的な住宅ローンで必要となる保証料がかかりませんし、保証人も必要ありません。
また、ご返済中に繰上返済や返済条件の変更を行う際も手数料は一切かかりません。
ですから、楽天モーゲージなら、返済途中で一括返済をした場合、元金均等返済のほうが、元利均等返済よりも元金部分が早く減っているので総額での支払いは少なくなります。
売却、買い換えの場合も同様です。このため、最初に資金的な余裕のある人、数年後に買い換えの計画のある人には、元金均等払いが向いているということができます。
多くの金融機関では、元金均等か元利均等かを選択できるようになっていますが、返済方法の途中変更は原則としてできません。それだけに自分の今後の返済計画を立てるときには、どちらが有利かじっくりと考えてみることが大切です。